僕が3年前、東京で行った”小冊子セミナー”という企画がありました。僕が参加者さんの小冊子を書くための大枠の流れ(円環)をホワイトボードに書き出す作業をするものだったのですが、これが大変好評で、実際に円環が完成した参加者さんからは、「自分のこんなことが売り物になるのか!」とか「自分のやっていることを売れる形にするとこんな感じになるんだ!」「この流れで誰かに語ったら自分のものが売れそうです!」みたいな感想をもらえたという経緯があります。
僕のカニフォーカスは、その人の中から売れる形になっているものを抽出し、文字という形にできるという力があります。
実は人には、人生を神話の円環(僕独自の理論)で切り取ると、”人がお金を出してでも教えて欲しいと思えるもの”、つまり商品になるものがいくつも存在します。でもそんなものがあることを、当の本人はわかっていないのです。だから僕のカニフォーカスでそれが形になるとびっくりされたりするわけですね。
僕が人様の円環を書いて差し上げると、今自分が売っているもの以外で新たなビジネスになるタネが発見できたり、まったく違うジャンルのビジネスが自分の中に芽生えたり、いろいろと面白いことが起こったりするんですね。
人の中から新たなビジネスが生まれる時というのはどんな時でしょうか?それは誰かがお金を払ってでもあなたから何かを買いたいと思った時です。そうなった瞬間、ビジネスは発生します。
こちらが意図せず、いきなり誰から「それ売ってくれ!」と言われ、それが発生した場合、往々にして当の本人は、「え?世間の人は私のこんなところを求めてるの!?」「私にとっては普通なのにみんなこんなことを欲しがるんだ!」といったように驚きますし、自分では大したことないと思っていたりするものが、とんとん拍子でビジネスになっちゃうなんてこともある。その度に「世間が自分に求めているものって自分ではわからないものなんだなあ」としみじみ思ったりするんですよね。
一方、こちらが「みんなは私のこんな部分を欲しがるはずだ!」と一方的に思って、打ち出したものに限って、うんともすんとも言わないなんてこともよくあることで、皆さんもそういうことを一度や二度、経験されたことがあるのではないでしょうか?
だから新しいビジネスを考える時は、自分の中から、”人がお金を払ってでも欲しいものの形になっているもの”、つまり「売れる形」になっているものをまずは見つけて、そこから逆算して商品やサービスを考えたほうが、実はビジネスになっていく確率は高いわけです。
そして僕にはこれができるのです。人の中から売れる形を抽出することが。数々の方の売るためのストーリー、セールスレターを書いて来た中で、その人の中から売れる形になっているものを抽出し、そしてそれを文字にして形にできる力が僕にはある。カニフォーカスと自分で呼んでいる僕のその能力は、僕にしかできない芸風だと自負しています。
僕の頭の中には、売れる形にするための雛形「神話の円環」があって、その人の人生からそれに当てはめる形で、「売れる形になっているものは何か?」を炙り出していきます。「今、実際に売っているものを売れる形にして欲しい」という方には、その商品に対しての円環を描きますし、「自分の人生の中からまったくの新しいサービスを考えたいのでお任せします」という人には、僕が一方的にその人の人生から円環を描き新たなものを導き出すこともある。どっちもできるのですが、どちらの場合も、その人が思ってもみなかった売り方の表現だったり、新しい商品やサービスが炙り出されるので、ご本人さんとしても、その過程や出来上がった円環を見ることは痛快で、ワクワクしてもらえます。
そして僕のカニフォーカスを使った円環を作る作業は、そこにオブザーバー、つまり口を出してくれる人がいるとさらに盛り上がるのです。商売は、”誰かがお金を払ってでも欲しいものであれば成立する”、と先ほど申し上げましたが、僕がカニフォーカスを使って円環を描き始めると、それを見ている人たちからこんな声が上がるのです。
「そこ、もうちょっと詳しく教えて欲しい。」「それって自分の悩みを解決できるんですかね?」「その経験は面白いですね、もう少し掘り下げて教えてもらっていいですか?」
ついつい口を出したくなるんですね。でもこのようなオブザーバーさんからの口出しが、円環をさらに面白くさせるわけです。
実は人って自分のことはわからないくせに、他人のことは良くわかるし、客観的に見れるし、「こんなサービスがあったら自分だってお金を払うのにー」とか「私はそれは要らないなー、それよりそっちは興味あるなー」といった具合に、好き勝手に言いたい放題言ってくれる。でも、その意見こそ、実は率直な世間の人の声であり、そんな声を交えながら円環を作っていくと、僕が1人で行うよりも、売れる形を満たした面白いものになっていくんですね。言わば、僕のカニフォーカスとオブザーバーさんのカニフォーカスの融合みたいなことが起こるわけです。
3年前に行っていた円環作成でも、1人の人の円環を作る時、オブザーバーさんが数人いて、様々な質問や意見を飛ばしてくれるので、その場の円環作りは大いに盛り上がりました。そして円環が完成する頃にはオブザーバーの人たちから、「そのサービスが実現したら私買うわ!」みたいな声が上がったりして、円環が完成した人としても「これ、本当に買いたいと思ってくれる人がいるんだ!」と、売ることに対しての自信と「早く売ってみたい!」という気持ちが増長し、そのビジネスの実現を助けてくれるなんてことが起こったのです。
あと、他人の円環が出来上がっていく様を、客観的に見るのって面白いんですよね。他人の円環作りの作業を見ているとそれだけで、客観的に見えるので、そこから気づくことも多く、それが今度は、自分から売れる形のものを導き出そうとする時のヒントにもなることは多々あるんですよね。
そしてそこにいるみんなが円環を完成させた頃には、自分も誰かの円環の完成に携わり、自分のものも、そこにいる人たちの助力によって完成したという、持ちつ持たれつWINWINのような関係になり、その後に行った懇親会は、お互いのことをだいぶ前から知っていたかのような間柄になり、すぐに打ち解けて大いに盛り上がりを見せた、みたいなことが起こったんですよね。楽しそうでしょ?
ということで、こんな素敵な機会を再度、今回3年ぶりに設けようと思うのです。
倉地類人による円環作成オフラインミーティング開催決定です。
・1人2時間程度の時間をかけ僕がホワイトボードに円環を作っていく中で、その人の中にある売れる形のものを1つ書き出します
(これを作る↓)
・円環で示されたものは売れる形をなしているので、その円環の流れをあなたが文章で表現するとセールスレターのような感じになります
・ファシリテーターの僕の他に、オブザーバーが数名その場所にいて、1人の人の円環完成を(口出しすることによって)助けます
・オブザーバーは誰かの円環作りを見ることによって、自分の商品やサービス作り、売り方のヒントを得ることができます
・倉地類人がカニフォーカスを使って、人から売れる形を作っていく作業が見れるので、ストーリーテラーを目指す人にとっても、誰かの物語を書く時のヒントになるでしょう
この円環作成は1日あたり2〜3人が限界です。ですので、2日開催しますが定員は最大でも5〜6名までです。(少ない方が良い)
一般枠締め切りました
オブザーバーだけの参加もできます。口出し専門、誰かの円環作成の様子を見てヒントを得たい人用ですね。
僕のコミュニティのメンバーさんは、北は東北から南は沖縄まで広範囲に点在しています。開催地は豊橋ですが、来るのに時間がかかる人も多くいるため、1日目は12時開催〜20時くらいまでにして、その後、懇親会を行います。(この時間のスタートなら朝家を出て間に合うため)1日目の開催だけ参加される方はどうしてもその日は泊まっていただく必要があるでしょう。
二日目は朝9時〜15時くらいまでで行い、その場合、朝が早く前泊が必要なので、1日目の懇親会から参加していただくのがおすすめです。早めに終わるのでその日にご帰宅してもらうことができるはずです。(途中で抜けるのもOK)※どちらの日であなたが円環作成をするかは事前に決めます。
2日とも参加してもらうことも可能ですし、ご都合の良い1日だけ参加いただいても結構です。
開催日は1/11-1/12です。
開催場所は、愛知県豊橋市駅近くのセミナールーム、emcampassです。懇親会は近くの居酒屋さんになると思います。
1日目(1/11) | 12時〜20時 その後懇親会 |
2日目(1/12) | 9時〜15時くらいまで |
一般参加(円環作成希望者)5〜6名まで(締め切りました)
65,000円(税込)
オブザーバーのみの参加
45,000円(税込)
クレジットカード決済および銀行振込に対応