目次
先日、僕たちのオンラインサロンで、
メンバーさんから、
「潜在意識を使って生きるには
どうしたら良いんでしょうか?」
と言う質問をいただきました。
僕は潜在意識を使って生きる
エキスパートでもないのですが、
それでも自分の潜在意識を、
“意識的に使って”、上手に解決策を
見つけたり、楽に生きてることが
できているとか、勝手を思っているので、
今日は僕なりの
潜在意識の上手い使い方、生き方について
ちょっと、お話ししてみようと思います。
お付き合いくださいませ。
僕が使っている問題解決の方法
僕は普段、クライアントさんの
オンライン教材やセミナー、企画などを
考えるお仕事をしているのですが、
仕事上、クライアントさんの新しいコンセプトの
アイデアを形にしないといけない局面が多くあります。
そんな時に使っているのが、
“脳に質問を投げかけて解決策を探してもらう”
ことです。

とか思われそうですが、
これは何も、

新しい企画を机に向かって、
こねくり回して考えるぞ!
と机に向かって、
モクモクと考えるのはやり方が違います。
そうではなくて、

いついつまでにこのクライアントさんに
ふさわしいアイデアを導き出してね。
と自分の脳を信用して
質問したら後はほっておく
というやり方です。
そうすると確実に数日以内に、
よくわからないタイミングで
アイデアが降ってくる、
といったことが起こります。
これが僕が普段使いで使っている、
自分の脳の潜在意識を使った
問題解決法です。
なぜ潜在意識にまかせるだけで解決策を思いつくのか?
僕がこの方法をするようになったのは、
おそらく、15年くらい前、
神田昌典さんという方の本を
読んでからだったと思います。
神田氏が本の中で言っていたのは、
「人間の脳をいうのは、
質問を投げかけると意識をしなくても
24時間、ずーと解決策を見つけるように
仕組みとしてなっている。」
ということでした。
それは寝ている時でも、
何も意識していない時でもだそうで、
ちゃんとこの脳の仕組みを使えれば、
根詰めて考えることなく、
ポンポン、新しいアイデアを思い出せますぜ。
と神田大明神は言っているではありませんか!

と完全に疑ってかかっている僕でしたが、
思い返せばこの、
“24時間、脳が解決策を見つけ続ける”
ということは僕自身もあることで一度、
経験をしていたことを思い出します。
それは僕がした大失恋の時です。
20代前半、最愛の彼女に豪快に振られた僕は、
当時、地獄の中、奈落の底にいました。
そんな時に振られたかわいそうな男が
考えることとしたら一つしかありません。

です。
僕の当時の振られ方は、
「他に好きな人ができたから。」
という振られ方なので、
もう、彼女とはヨリを戻せる可能性は
限りなくゼロに近かったのですが、
女々しい僕はそんな現実を
見て見ぬ振りをして
甘い願望をいただいていたのでした。

とは心では思っているのですが、
おそらく潜在意識では、

という質問を脳に投げかけていたのでしょう。
深夜2時に彼女とよりを戻した夢を見て飛び起きたり。
車を運転している時に、ふと、
彼女とよりを戻せるかもしれない
とっておきの方法が降ってきたり。
とにかくおかしな状態がしばらく続きました。
それは意識していないにもかかわらず、
彼女とよりを戻すための方法が、
僕の前に気づかない間に、
パッと目の前に現れるという感覚でした。
もちろん、僕の潜在意識君が頑張って、
導き出してくれた、
“彼女とよりを戻す方法”
は実行されることなく、
結局、彼女とは別れたきりになったのですが、
この時に経験をしたことこそ、
神田氏が言っていた、
“24時間、脳が解決策を見つけ続ける”
ということを実感した瞬間でした。
全く意識をしていなくても、
自分の潜在意識はしっかりと
動いているという実感を得られたこと。
今思えば、僕にとっては、
非常に貴重な経験となりました。
そう思うと豪快に僕を
振ってくれた彼女に感謝ですね^^。
自分の脳を信頼できたらできるようになったこと

最愛の彼女に振られて、どうしても
彼女との仲を取り戻したいと思った僕は、
本当に切実に心の底から願っていたのでしょう。

ということを。
失恋下のワラをもつかみたい精神状態が、
いやでも自分の脳に、切なる質問を
投げかけたことにより、24時間、
僕の脳は働くことになりました。
一度、この時期に、脳が働きすぎて、
幻覚が見えたりおかしく
なりそうになったことがあります^^。
(完全に心の病ですね。)
でもそれだけ人間の脳は
“解決策を見つけるために動く”
ということだと思います。
でもどうやってこんなピンチの時ではなく、
普段使いで潜在意識を使えば良いのか?
このヒントは脳に投げかける質問の質にあります。
神田氏は著書の中で、
「脳というのは、
赤外線誘導ミサイルみたいなものだ。」
と言っていました。
この例えわかりますか?
赤外線誘導ミサイルって、
目標の物体めがけて、
一秒間に1万回くらい(確か)
考えながら進むそうです。
そういう高性能なレーダーが、
ミサイルには埋め込まれているから、
逃げる戦闘機やミサイル目掛けて、
追尾できるわけですね。
そして人間の脳はこのミサイルの性能の
100倍くらいの処理能力が
あるそうなんですよ。


と合点がいきます。
でもさすがの高性能レーダー付きの脳も、
目標を指定してあげないと、
標的に到達できません。
まさに誘導ミサイルと同じですね。
ということは自分の脳に投げる質問を
できるだけ明確に正確に
してあげる必要があるということです。
そうすれば後は赤外線レーダー付きのミサイルのごとく、
その標的に到達するための道筋を
自動で潜在意識下で模索する。
失恋の過程でその高性能さを
嫌というほどわかった僕は、
自分の脳を信じて、
なるべくわかりやすく正確に、
自分の脳に質問をするように心がけました。
そして質問を投げかけた後は、
ほっておく。考えない。
するとどうなったか?
必要なタイミングで必要な時に、
どんどん解決策が思いつくような脳に、
気づけばなっていました。
今ではどんなことができるようになったか?
たぶんですね、こんな感じの脳の使い方をするには、
「自分の脳を信じられるか?」
これがかなりのポイントではないか?
と思います。
おそらくどこかで自分を疑っていると、
脳としては標的がうまく定められず、
脳の高性能レーダーは生かしきれません。
僕の場合はあの失恋で嫌というほど、
自分の脳の高性能さを思い知った・・・。
(おかげで頭がおかしくなりかけましたが^^)
そんな感覚を持つ必要なんじゃないかなと感じています。
そして今では面白いことができるようになりました。
どんなことができるようになったかというと、
例えば、自分の前に問題が現れた時、

だいたい3日くらいで解決策を思いつくな。

多分、一ヶ月くらいで解決できるだろうな。
といった具体に解決するまでの日数まで、
予測できるようになったのです。
ただ、たまに解決までの日数がずれることがあります。
それは妻が、僕の潜在意識で解決策を模索している期間に、
いろいろと茶々を入れてくる場合です^^。
「この前の問題だけど、そろそろ思いついた?
私は思いついたよ。」
「もうそろそろ思いついてくれないと納期がまずいんだけど。
私の意見を採用する?」
おのれ、我が妻ときたら、
僕の脳をまどわせさせたら右に出るものはいません。
そうなると調子が狂うというか、
ちょっと脳のスケジュールがずれます^^。
まあ、妻は妻で自分で解決策を模索しているので、
それを僕に言いたくて仕方ないのはわかりますが、
はなはだ迷惑な話なのですが、
いつも食い気味に僕の潜在意識を狂わせます。
慣れてくると誰でもできる潜在意識を使った生き方
僕はこの潜在意識を使った問題解決法と言いますか、
生き方をクライアントさんや
コミュニティメンバーさんに
教えていますが、みんなできるようになるようです。
もちろん慣れないうちは、
なかなか、自分の潜在意識の
高性能レーダーを使えない場合があります。
それはだいたいの場合、
“自分の脳を信じられていない”
のと、もう一つ、
“質問の内容が具体的ではない”
ということがあります。
例えば、自分の脳にいきなり、

といったようなすっとんきょんの
抽象的な質問をしても、
それはなかなか厳しいところがあります。
そうではなく、

いついつまでに相手も自分もWINWINになるような
解決策を思いつきます。
という感じで脳が解決策を見つけやすいように、
より具体的でわかりやすい質問にして、
自分の脳に問いかけること、
これがかなり重要ではないかと思います。
これってグーグルなどの検索エンジンも同じですよね。
“結婚” で調べたらそれこそ、
結婚式場
結婚のメリット
結婚という文字の意味
結婚の時期
などなど、ありとあらゆるざっくばらんな
答えが羅列されますが、これが、
“結婚 会場 二次会 港区 駅近 “
とかで調べたら結構ピンポイントで、
こちらが求める検索結果を表示してくれるはずです。
ですので脳に質問を投げかける場合も、
脳が導きやすい質問自体は
こちら(顕在意識)で考えてあげる必要があるわけですね。
そしたら後は自分の脳を信じて、
質問を投げかけたら、
24時間、その高性能レーダーは動いていると
信頼して後はほっておく。
そのことができるようになると、
多くの方が潜在意識を使って
生きることができるようになるようです。
もし、あなたも自分の潜在意識を、
意識的に使ってみたい、生きたいと
思うのであれば、騙されたと思って、
試してみるのも面白いのではないでしょうか?
まとめ
さて、長くなりましたが、
僕なりの潜在意識を使った生き方、
問題の解決法を好き勝手に話してみました。
自分の脳の高性能レーダーを生かすも殺すも、
潜在意識をうまく使うか次第。
それがうまく使えるようになった時、
確実に今以上に生きやすく、
面白いアイデアがどんどん
浮かんでくるような生活が
できるようになると思います。
“潜在意識を使う”
そんなことを思い始めた瞬間から、
ちょっと面白い体験が
自分の前に立ち現れるかもしれません。
ぜひその “超体験” を体験してみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
何かの参考にしていただけたのなら嬉しいです。
P.S.
潜在意識についてはこちらの記事でも書いています。
合わせてご参考くださいね。