ビジネスアイデアとっておきの出し方と浮かばない時の典型的なパターンとは?

ビジネス

ビジネスのアイデアが浮かばない
でも、良いアイデアが出したい時って
あると思うんです。

ただこれがなかなか浮かばない。
思いつかない・・・。

そんな時に知っておくと、
目からウロコの考え方というのがありまして、

少なくとも僕は、
この考え方になってから、
ビジネスのアイデアを出す時に
ストレスがなくなったというか、
考える時間が極端に少なくなった
ということがありました。

ということで今日は、
ビジネスのアイデアが嫌というほど、
出てこない時に知っておくと、
かなり助かる考え方について
少しお話ししてみようと思います。

起業当初によくやりがちなこと

起業したいと思う方は、起業当初、
すでに起業する業種が決まっている方と、
起業することは決まっていても、
どんな業種で起業するかは決まっていない方
だいたいこの2パターンに分かれると思います。

僕は後者でした。

起業自体は決めたものの、
どんなジャンルでどんな業態で、
みたいなことは一切決まっておらず、

さて、どんなことで起業しようか?

といつも頭を巡らせていました。

まあでも、考えてもラチがあかないので、
それならすでに起業している方の
意見を聞こうと、僕は、
経営者が集まるような
コミュニティに参加することにします。

起業すると起業家コミュニティみたいなものに
参加される方が結構多いと思いますが、
僕の場合は、そういった集まりに参加した理由が、

“起業するジャンルを決めるため”

だったわけです。

周りはいろいろなことを言ってくれるが・・・

初めて参加する経営者たちの集まり。

それはそれは僕にとっては新鮮でした。

それまでは会社員だったわけですから、
経営者というだけで周りがすごく見えます。

ただ、そういう集まりに
入ってみてわかったのですが、
経営者の中には、根性論というか、
考え方が、管理体育会系の考え方で
動いている方
が結構いるということでした。

親切な周りの方々は僕に
いろいろなことを教えてくれます。

「ビジネスは気合だ!」

「成功するにはマインドが全てだ。」

「お金なんていうのは流せば大きくなって戻ってくるよ。」

うーん、そうなのかなあ?

とか一回は思うのですが、
どうも理屈っぽい僕としては
それでは納得できないというか、
どうも腑に落ちないという場面が多くありました。

なぜそんなことが言い切れるの?
理由は何?

ニュートンみたいな心境です。

ビジネスアイデアを探しに来てはみたけど、
多く人は “目に見えないぼんやりとしてもの”
心の支えにビジネスをしているんだろうか?

はすに構えまくっている僕は、
そんな感覚で周りを見ていました。

ビジネスは自然科学と物理の法則に従う

ビジネスアイデアを探すために
経営者の集まりに出ること数ヶ月。

もやもやした生活を続けていく中で、
僕は心機一転新しい考えを取り入れようと
あるセミナーに参加しました。

そしてその時、僕は、

「ついにこれだ!」

という考え方に出会います。

セミナーの席で僕がそのセミナー講師に
質問をした際、僕は、
経営者の集まりで聞いていた
疑問だった点を聞いたのですが、
その時に返ってきたことが痛快でした。

講師の方が言ったことは、

「すべてのビジネスの法則は自然科学と物理の法則に従う。」

ということ。

これが僕にとってはかなりピンときた回答だったのです。

例えば、経営者の集まりでよく聞いていた、

“実るほど頭を垂れる稲穂かな”

という言葉は偉くなるほど人は、
腰が低くなるという比喩ですが、
これなんか、まんま、自然科学の法則だし、

“新人が元気な会社は成功するよ”

という言葉もよく聞いていたのですが、
これも、お風呂のお湯と全く同じで、
下の方の温度が温かければ勝手に上に上げって行くから、
会社は必然的にお湯の温度のように、
上部が温かくなっていく。

みたいなにそれまでに聞いていたことが、
ぼんやりとした根性論や言い伝えではなく、
自然科学や物理に当てはまると、

確かにそうだなー。

と腑に落ちる形で理解することができました。

自然科学や物理の法則に基づいてビジネスアイデアを出すにはどうしたら良い?

そうか、ビジネスって自然科学や物理の法則で考えると、
結構簡単に説明できるじゃん。

と味をしめた僕は、
僕がどんなジャンルで起業すれば良いか
ということがなかなか思いつかない理由も
自然科学や物理の法則に当てはめて
考えてみることにしました。

その時に一つの物理の法則を思い出します。

シュレーディンガー「エントロピーの法則」

ドイツの物理学者シュレーディンガーという人の
エントロピー増大の法則というものをご存知でしょうか?

そんなに難しい理論ではないので、
簡単に説明すると、

“閉ざされた系(けい)空間の中のエントロピーは増大していく”

というという法則です。

エントロピーとは乱雑性とか不規則性を表します。

要するに蓋を閉めてその中を閉ざしていると、
中身はどんどん汚れていくよ。

ということで、分かりやすい例だと空家がそうですね。

人が住まなくなると誰もその部屋を開けなくなるので、
どこからともなくほこりがやってきて、
ほこりまみれになり、ボロボロになっていく。

物理の世界では、空家がボロボロになる理由を
シュレーディンガーという偉い人が、
物理の法則として説明してくれているわけです。

そう思うとこの方もかなりニュートンっぽいですね。
なぜ空家はボロボロになるんだろう?
そうか!ピコーン!法則を発見したぞ!みたいな。

エントロピーとは乱雑性とか不規則性のことなので、
それが増大していけば、逆にエネルギーは
下がるということを表しています。

ゴミ屋敷はエネルギーが低いですよね。

空間を閉ざしてしまうと、
それだけでエネルギーは
下がるよ。

ということを、
シュレーディンガーは言いたかったわけです。

その法則を思い出した時、僕はハッとしました。

あ、僕がビジネスアイデアを思いつかないのは、
自分の中に閉ざされた系を
作っていたからかもしれない・・・。

新しいアイデアは系の外にある

アイデアが思いつかない時って、
よくよく考えると自分の系を
閉ざしてしまっている時
だったりします。

起業当初、経営者の集まりに参加してはみましたが、
その集まりの中でなんとかして、
起業するジャンルを考えつこうと
一生懸命考えていましたが、

実はそれ自体が、
知らず知らずのうちに、
閉ざされた系を作ってしまい、
それに伴いエントロピーは増大し、
エネルギーが下がっていた。

そんな状態では良いアイデアなど、
生まれてくるはずがありません。

それよりもその集団を抜け出し、
閉ざされた系、すなわち扉を開き、
新しい風を自分の中に入れる。

そうすればエントロピーは下がり、
エネルギーは上がり、
アイデアも思いつくかもしれない。

物理の法則とか、
偉い人が言う法則にめっぽう弱い僕は、
早速、自分という閉ざされた系を
解放し、エントロピーを下げました。

実際に自分の周りに乱雑性(エントロピー)が
溢れているという実感がありましたしね。

するとどうでしょう。

これが不思議なもので、
起業のアイデアがどんどん浮かんでくることになった、
という経緯があります。

僕にとっては良かれと思って入った
経営者の集まりが、
知らず知らずの間に自分に
閉ざされた系を作ってしまっていたわけです。

ちなみに経営者の集まり自体が
悪いというわけではありません。

僕にとってはその集まりが
たまたま閉ざされた系だったということです。

アイデアが浮かばない時それは閉ざされた系の中にいるかもしれない

今現在、僕はビジネスを志す方や、
ビジネスアイデアを必要とする方に
アドバイスをする立場になりました。

そして相談に来られた方が、僕を通じて、
新しいアイデアや気づきを
生み出してもらうことが仕事の一つになっています。

その時に僕が気をつけていることがまさに、
その方を閉ざされた系の
外に出すこと
だったりするわけです。

アイデアは系の外にある。

僕自身の経験で体感したことを、
今後は僕がその外を
お見せすることができる役割ができれば、
あとは勝手に、
その方の中でアイデアは生まれていく。

アイデアが浮かばない時は決まって、
その方の中に閉ざされた系が作られてます。

それは自分と同じような立場の人たちと
相談し合っていたり、
今までの経験則から正解を導き出そうとしていたり。

その状態では物理の法則で考えても、
新しいアイデアを生み出すのは
難しいところがあります。

それよりも自分の系の外にアイデアを見つけに行く。

出会いの数だけアイデアがある。

出会い出会い出会いであいであい・・・

・・アイデアアイデアアイデア

アイデア!

とはうまく言ったもので、
自分とは全く違った系の外の人会うことが
新しいアイデアを出すための近道だったりします。

どうせ会うなら全く違ったジャンルとか、
レベルとかの人がいいですよ。

自分でも気づかないびっくりするほどの
とっておきのアイデアが生まれることがあります。

まとめ

ビジネスは自然科学と物理の法則に従う

結構、僕の中ではお気に入りの考え方で、
その中でもエントロピー増大の法則は、
かなり色々な場面で使える考え方なのではないかと思います。

アイデアが浮かばない時、仲間内の雰囲気が悪い時、
乱雑性が自分の周りに増している感じた時、
そんな時は決まって閉ざされた系を作っています。

そんな時は系の外に解決のヒントが!

みたいなことを考えてみてはいかがでしょうか?

今思えば、

経営者の人
「お金なんていうのは流せば大きくなって戻ってくるよ。」

という教えも、閉ざされた系を作らないためだったんですね。

閉ざしては淀む、エネルギーは下がる、
すなわちお金は増えない
ということを表しているんですね。

新しいアイデアを出す時の参考にしてもらえれば幸いです。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。