起業しやすい職種を考えるよりも先に人が求めているものを理解する重要性

ビジネス

僕は現在、コンサルティング業が主なので、
日頃、それこそいろいろなジャンルのお仕事を
させていただくことがあります。

そこでなんとなく、

はじめての人が起業するには
どんなジャンルがいいのかなー。

なんて考えたりするのですが、
ほとんどの方が起業しやすいから
そのジャンルに飛び込んだのではなくて、

ある理由から現在の仕事をしている
みたいなことが共通して起こっている、
みたいなことを発見しました。

そして今の僕もまさにそのパターンなのですが、
起業しやすいジャンルを考えるよりも、
どんなことがビジネスになるのか?

人が求めているものを理解することの方が、
職種を先に考えるよりも大事かもしれませんよ、
みたいな話を少し書いてみたいと思います。

コンサルをしているとわかる本当に様々なジャンルの仕事

さっきも話しましたが、僕は、
普段からいろいろなジャンルの方と
接することが多くあります。

コンサルタント、コーチ、カウンセラー、
こういった職種はまあ、
わかりやすいですが、中には、

え?そんなことが仕事になるの?

と耳を疑うようなジャンルというか、
仕事をやり方をされている方がいらっしゃいます。

僕が担当した方で言うと、

唐揚げの専門家

とか

掃除の仕方を教えるプロ

それが仕事ですか?

と思わず聞いてしまうようなことを
しっかりとビジネスにしている人
なんかが結構いらっしゃって、
そういう人たちって、絶対、

よし!このジャンルは
起業しやすいから
唐揚げで始めよう!

とかの考えで起業したわけでは
絶対ないと思うんですよね。

おそらく全く違う理由から
今の働き方になっているんだと思いますが、
1つ言えるのは、
独立してみてわかったことですが、
働き方なんてジャンルでくくれるほど、
種類は少なくない
ということですね。

ちなみに僕と妻も一応、
ビジネスコンサルを名乗っていますが、
やっていることはかなり多岐にわたっていて、

この仕事を説明するのが難しいので、
仕方なくビジネスコンサルと名乗っている、
というかった働き方になっています。

起業前に僕が思っていたこと

僕の最初の起業は、
就労支援事業というジャンルで、
パン屋さんを営むということで始めましたが、
なぜそのジャンルで始めたかというと、
ある程度、そのジャンルであれば、
ビジネス的にうまくいきそうだなと思ったからです。

当たり前ですよね。最初から
うまくいきそうではない
ジャンルで始める経営者はいないと思います。
でも今思えば、
うまくいきそうだから
ジャンルを選んで
起業するという選択は
しなくてよかったかな。

と感じるんですよね。

そんなことをしなくても、
ジャンルなんて絞らなくても、
実はビジネスになることなんて
いくらでもある
と今ではわかるからです。

でも当時の僕は経営など
まるで素人でしたから、
世の中に溢れている常識というか、

“成功しそうなジャンルをまず選ぶ”

みたいな教科書通りの選択を
まずはしたのでした。

起業前に僕が考えていた儲かりそうなビジネス

僕はとにかく理論とかが大好きでして、
頭でこねくり回して考える悪い癖があります。

効率が良い方法とか、
最短距離で上手くいくやり方とか、
そんなことばかり考えて、
起業当時は過ごしていましたので、
教科書通りの起業の仕方になったのは、
ある意味、仕方のないことかなと
思ったりします。

当時の僕が唐揚げの専門家になることは
100パーセントなかったと思います。
というよりもそんなことが
ビジネスになるなんて、
考えもつかなかった。

当時の僕が思っていたこととしたら、

“人のお金をとにかく増やせば、
儲かるんじゃないか?”

“その人を稼がせたら
それに合わせた収入が
得られるんじゃないか?”

といった具合に、
純粋に誰かを稼がせることが
収入を上げる秘訣だとしか
考えていなかったように思います。

実は僕みたいな人間が少数派だった・・・

成功しやすいジャンルで、
誰かを稼がせれば収入が上がる。

そんな価値観で起業した僕は、
就労支援事業を辞めた後、
誰かの事業の収入を上げる
コンサルの仕事を始めました。

誰かを稼がせれば収入は上がる
と思っていたのですから
自然な流れです。

ただ、ここで問題が起こります。

ビジネスコンサルなので、
クライアントさんの収入を上げることが
仕事なのですが、
蓋を開けてみると、
クライアントさんたちは、
決して誰かを稼がせることで
収入を得ているわけではなかった

ということです。

僕の考えでは、クライアントさんの
クライアントさんを稼がせさえすれば、
いいのだろうと思っていたので、
そのやり方が通じません。

唐揚げのことが知れて喜んで
お金を払っている人がいるわけですから、
もう、訳がわかりませんでした。

え?人ってお金を稼げることに
お金を払うんだけじゃないんだ。

この記事を読んでいただいている人は、
もしかすると、

そんなの当たり前じゃん。

と思われるかも知れませんが、
僕にとっては結構なビックリでして、

お金ってなんで払われるんだろう?

と自問自答を繰り返していました。

では多くの方は何をして人からお金をもらっているか?

ただ、ビジネスコンサルなので、
クライアントさんの売り上げを上げるのが、
僕の仕事です。

僕とは違ったやり方で、
(誰かに稼がせるというやり方以外で)
クライアントさんの売り上げを
上げるお手伝いをしなければいけません。

そこで人がなぜクライアントさんに
お金を払っているのか?ということを
分析、研究をしてみると、
ある共通点が見えてきます。

それは、

“誰かのモチベーションを
上げることができると
そこにお金が払われる”

という法則です。

何それ?

とか思われるかも知れませんが、
これが結構事実でして、
唐揚げ専門家の方は、
お客様にすごく美味しい唐揚げの店を
紹介することで、
その人のモチベーションを
上げていたりしている。

美味しい唐揚げ屋さんを
教えてもらった!
やったー!どうもありがとう。

チャリン♪

みたいなそんなことが
普通にビジネスになっていたりするんです。

なるほど。稼がせることだけが、
収入を得る方法ではないんだな。

そんなことを改めてわかった瞬間でした。

逆も言えるんですよね。

“稼ぎたくない人に稼ぎ方を
教えてもお金は払ってくれない”

そんなバカな。みんなお金は稼ぎたいっしょ。

と本気で思っていましたから、
僕にとっては新たな発見でした。

私にもできるかも?と思わせることができると・・・

今でこそわかるのですが、
仕事をする上で、お金だけが
モチベーションになっている人って
かなり少ない
という現実があります。

それよりも人は、
自分のしている仕事の内容だったり、
楽しさだったり、
生き方と対になっている
働き方になっているか?ということ
だったり、
全く違ったことが原動力となって、
日々、仕事をしていたりします。

そうやって行ったことに対する対価が
お金ということだけであって、
本当の部分では、

“お金を稼ぐこと”

以外の部分の欲求を
満たしているかが仕事をする上で
大事だということ。

青二才の僕はそのことを
クライアントさんを通じて
学ばせていただきました。

自分の欲求が満たされながら、
仕事ができてそして結果として、
お金も多く入ってくることができたら、
それはほとんどの人が喜びます。

そして自分の欲求と仕事をリンクさせ、
売り上げを上げることを、

「私にもできるかも?」

と思ってもらうことは僕にはできるから、
それが僕たちの仕事なのかな?

みたいなことを思い始めた時、
僕の仕事の幅は一気に
広がったように思います。

人は自分自身でやる気になったら、
あとはどんどん独りでに、
動き出し、結果がついてくるように思います。

だったら、その橋渡し役、

「私にもできるかも!」

を僕たちはビジネスをお教えすることで、
体感してもらおう。

そんな感じで働き方も
自然と広がっていきました。

だから一応、ビジネスコンサルなんですけど、
それだけが仕事ではなくなっているので、
ジャンル分けが難しい分けなんです。

私にもできるかも?と思ってもらうことは誰でもできる

僕は、僕と違う価値観の方が、
仕事をどう捉えているか?

ということをクライアントさんを通じて、
学ばせていただき、

人がお金を払うときには、
モチベーションを上げることが
密接に関わっているということもわかりました。

よく考えると、カウンセリングもコーチングも、
全てはその人のモチベーションを上げる仕事です。

夫婦仲修復カウンセラーという
面白い仕事をされている
クライアントさんがいますが、
おそらくその方は、

「あなたと触れ合ったら、夫婦仲が良くなるかも。 」

とお客様に思ってもらっていることができているから
ビジネスが成り立っているのでしょう。

ということは極端なことを言えば、
誰かのモチベーションを上げ、
さらにはあなたを通じて、

私にもできるかも!

と思ってもらえさえすれば、
そこにビジネスが発生する、
なんていう暴論も言えると思います。

そして人のモチベーションがどう上がるかなんて、
人それぞれだし、それだったら、
一人一人やり方が違う方法を提案できるはずです。

誰かの

「私にもできるかも?」

を引き出すにはどんなジャンルで、
どんなやり方で、
みたいなことを考えると、
あら、それがビジネスになった。

そんな感じでそれぞれが思えば、
ビジネスがタケノコのように生えてくる。

唐揚げの人はそれが

“美味しい唐揚げを教えること”

だったんじゃないかと思います。

僕も妻も起業当時、
今の仕事をすることになるなんて、
夢にも思いませんでした。

コンサルタントなんてネーミングからして
胡散臭いと思ってましたし^^。

僕らはちょっとビジネスのことを
よく知っていたので、
人のモチベーションを上げるのに、
ビジネスを教えているだけです。

ただ、今でもどうしても初心を忘れ、
稼がせることだけに
視点がいってしまい、
クライアントさんのモチベーションを
上げることをついつい、
忘れてしまうことがあるのですが、
いかんいかんと常に反省します。

それよりも、

「自分にもできるかも?」

も相手から引き出すのが先。

それなら誰だってオリジナルの方法で、
人それぞれのやり方があります。

と考えれば、起業するジャンルは、
実は自分が、何をすれば、
相手のできるかも?を引き出せるのか?
を考えてみると、自ずと決まってくる、
みたいなことが起こるかもしれません。

少なくとも僕は今の仕事は、
そんな経緯で出来上がっていたりします。

まとめ

ちょっとコラムみたいな
記事になってしまいましたが、
もしこんな記事であなたの少しでも、
何かの気づきにしてもらえたのなら嬉しいです。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。