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こんばんは。倉地加奈子です。
私は現在、クライアントさんが組織する、
コミュニティ運営のアドバイスを
したりするお仕事をしていますが、
私は、個人で起業するなら、
自分のコミュニティは絶対に
持った方がいいと思っていますし、
それは単純に売上につながるから
ということだけではありません。
そこで今日は、
個人が自分のコミュニティを持つと
どんなメリットがあるのか?
コミュニティを持たなければ絶対に
発見できない一番の効果、効用について、
主人と二人で語ってみたいと思います。
会社をダメにしたことで人の上に立つことにトラウマになっていた主人


20人のスタッフを雇ってみて、
事業に失敗して、
あー、自分は人の上に立つのは
向いていないなと
トラウマになっていたからね。

全く思っていないでしょ?

誰もがコミュニティを
持つべきだと思っているし、
持たないことよりも、
持つことによるメリットが
あまりにも大きすぎる、
と思っているよ。

嫌がっていたパパが、
もう一回、コミュニティを持とうと
思ったのは、やっぱりあの先生の言葉?

再度、コミュニティリーダーになることを
奮い立たせてくれたね。
君は上に立ちなさいと言ってくれた恩師
(Mさんは私たち夫婦の共通の恩師であり、
人生についてよく相談させてもらっている
メンターとも言うべき方です。)
私たちの事業がうまくいかなくなって、
これからどうしていこうかと
二人で悩んでいた時に、
相談させてもらったのがMさんでした。

従業員を雇いましたが、うまくいかず、
どうやら僕は人の上に立つことは
向いてなかったようです。


人を雇うなんて。
一人で仕事をする方向で今後は
考えたいと思います。

そのことがかなりのトラウマに
なっていたんだよね。

言っておいて自分は持たなかったもんね。

もう、コミュニティを組織するのは、
怖かったというか、懲りてたんだよね。
私が主人にコミュニティを組織するように
言われたエピソードはこちらの記事に書いています↓


一度うまくいかなかったからと言って、
人を集めることまでを否定してしまうのは、
倉地君らしくない。
だからそんな狭い考えは捨てなさい。


あんなことを言ったんだろうね?
パパに経営者としての素質を見てたのかな?

経営者としての素質なんて見てないよ。
でも、先生が言いたかったことは今はわかるよ。
コミュニティのリーダーにならなければ、
決して見つけることができない大事なことがある、
それをわざわざ放棄してしまうことは、
人間を狭めるぞ!ってことを
言いたかったんだろうと思うよ。
でも、先生は優しいから、
あんな感じで僕を激励してくれたんだと思う。

コミュニティリーダーになることを
拒否し続けていたじゃない?

対個人のクライアントさんに、
個別にコンサルをすることで、
ビジネスはうまくいっていたし、
売り上げもかなり上げることができた。
だから、わざわざ、多くの人を集めたり、
その上に立つコミュニティリーダーに
なる必要性を感じなかったんだよね。


拒否感というか、トラウマがあったんだと思う。

組織して自分がまた、
コミュニティリーダーに
なることを目指したの?

売り上げを上げて調子こいている自分に
嫌気がさしたのと、やっぱりコミュニティリーダーを
している君を見ていて刺激になったこと、
後は、先生の言葉がずっと引っかかっていた・・・、
それが理由かな。
後は、事業失敗の心の傷が
時間とともに癒えたからかな(笑)
自分に原因があったことも分かったし。
個人がコミュニティリーダーになるためには?
私は主人より一歩先に、
すでに自分のビジネスで、
コミュニティを組織していました。
ですので、今の時代、個人がコミュニティを作って、
コミュニティリーダーになることが
いかに容易にできるかがわかります。
主人は会社を作って社員を雇うことで、
リーダーになりましたが、
ネットがある今は、人を雇わなくても、
メンバーにお金を払っていただきながら、
自分がコミュニティのリーダーに
なることだってできます。
主人の場合、すでに、
かなりのクライアントさんが
いたわけですから、
その方々をお互いに紹介するだけで、
もう、コミュニティリーダーなんですが、
でもそれをしてこなかったわけです。
主人と同じような方も
多いのでははないでしょうか?
クライアントさんはもうすでに持っていても、
それぞれのクライアントさん同士は
面識がなくて、お互い独立している。
そんな形でもビジネスは、
やっていけるので、
わざわざクライアントさん同士を
紹介して、グループを作る必要はないと
主人も考えていたようです。
でも、主人はある時を境に、
自分のクライアントさんたちを
一つのグループにして、
コミュニティを組織し始めました。

コミュニティにして
運営してみてどうだった?

もっと早くにコミュニティを
組織すればよかったと思ったね。
ありがたいことに僕の場合は、
コミュニティ化して、
何かマイナスになったということはなかったな。

かなり勉強になったからじゃない?


マイナスになることは結構あるよ。
私はクライアントさんにコミュニティ運営を
お教えしているから、コミュニティ化したことで、
問題が発生した事例をたくさん知ってる。
というか、そういう問題を抱えているから、
私のところに来ていただいたりする。

コミュニティを持つことで起こるリスク

それまで、対個人のクライアントさんに
サービスをしていた場合、
仮に特定のクライアントさん一人と、
クレームになったとしても、
その方を失うだけで済むけど、
コミュニティを作って、
クライアントさん同士のつながりを
作ってしまうと、一つのクレームが
クライアントさん全員と
共有されることになってしまう。

クライアントさん同士で共有しあってしまって、
最悪の場合、クライアントさんが
タッグを組んでリーダーを
批判してくることだってありうるよね?
そういえば僕の会社でもあったなー。


組織しない方が問題が大きくならなくて
良い感じもするけどね。

コミュニティメンバーの中から、
新たなリーダーが現れて、
不満を抱えるメンバーさんたちを集めて、
自分が新たなリーダーになって、
メンバーさんをごそっと抜いて、
自分が新しいビジネスリーダーになってしまう。

ナンバー2の専務あたりが、
会社全員を引き連れてやめて、
新たらな会社を立ち上げるパターン、
会社乗っ取りだよね。


リスキーだなーとか思うんだけど、
それでもコミュニティを組織した方が良い
というのが君の考え方なんだよね?

得られることの方が大きい。
コミュニティ運営をすることで得られる利点

そのものが現れるのが本当に面白いところで、
そういった面では、
例えばメンバーが束になってやめたり、
コミュニティが乗っ取られたりするのは、
リーダー自身にそういういことを
させてしまうような”癖”があったということ。

20人の従業員の支持が得られなかったのは、
リーダーである僕に原因があったということ?



コミュニティ運営ではうまくいってるんじゃない?

リーダーとしてかなり独りよがりだったことを
気づかされたし、痛感した点も多々あるな。

リーダーに何の問題もなくて、
コミュニティを乗っ取られたなんていう事例は
一つもなくて、やっぱり、
その原因はリーダーが作っている。

リーダーが、自分の落ち度に気づくと?

気づくことができる。


リーダーがストレスを感じた時に、
“リーダーが無意識に
メンバーにしている癖”。


自分を自分自身で守るものでもあって、
多くの場合、親から植え付けられたその人の癖。


ほとんど同じパターンで、
コミュニティは壊れていき、
壊れた後にリーダーは、
自分にそんな無意識の癖が
みんなを不快にさせてしまったことに
気づくことになったりする。


でも、それってすごいことじゃない?
親から受け継がれた癖なんて、
ほとんど場合、気づかないで人生を終えるんだよ。
でもコミュニティを組織すると、
その組織は自分の体そのものだから、
自分の中にある人を不快にさせてしまうような
癖が露呈してしまう。
もし、コミュニティ運営の中で、
その自分の無意識のクセに気づいて、
それを改めることができれば、
親を超えていけるってことだよ。

でもそれはわかるなー、
会社を組織してはじめて、
自分がストレスを感じた時に、
無意識に従業員にしていることが
わかって、僕ってやっぱ父に
そっくりだなーって思ったもんな。
絶対に似たくないと思っていたのにね。

自分の人体と同じだってことを本当に感じる。
病気だって、自分のストレスを
わからせてくれるものだって言うけど、
コミュニティもリーダーとしての自分の
問題点、親から受け継いだ無意識のクセを
発見させてくれるんだよ。

M先生も言っていたような・・・。
それで親から受け継いだ無意識のクセに
気づいてそれを超えていったらどうなるの?

自分のホワイトエンジンというべき、
その人が本来生まれ持った本当の良さというか、
真なる自分の姿に気づいたりすることができる。
そしたら、今度はそれを原動力にして、
コミュニティを組織すれば、
以前のコミュニティとは全く違うもの、
全く違った結果になるのが超面白いところ。

一番の利点ということか・・・。


“自分の組織で起こっていることが
自分のことのように思えたら、
倉地君はどこまでだって成長していける”
って。そんな高尚なこと、当時の僕に
わかるわけないじゃん。

簡単に言うと、コミュニティを持つと、
自分の悪いところを目に見える形で
わからせてくれますよってこと。
普通に生活してたら、
自分のどこか悪いかなんて誰も言ってくれないけど、
コミュニティは問題が起こる形で、
それを教えてくれる、
人間ドックみたいなものだって
言えるんじゃないかな。

コミュニティメンバーがリーダーを
一番成長させてくれるし、
僕の体そのものということか・・・。

今はそれが会社を組織して、
従業員を雇わなくたって、
メンバーさんたちからお金を頂きながら、
できるんだよ。すごい時代じゃない?

個人がコミュニティを持てる時代だもんね。
まとめ
主人と話していたことをそのまま記事にしたので、
ちょっとわかりくいところがあったかもしれません。
もしそう感じたとしたらお許しください。
リーダーとしての不誠実さや、
ストレスを感じた時に無意識に出る、
親から受け継いだ癖なんて、
私も多くのコミュニティリーダーの
コミュニティ運営を見させていただくまでは、
そんなことがコミュニティを
壊す原因になっているなんて
思いもしませんでした。
今ではリーダーがコミュニティを壊してから
そのことに気づくのではなく、
コミュニティ運営をする中で、
気づいて超えていけるためのお手伝いを
ささやかながらさせてもらっているのが、
私の今のお仕事の一つになっています。
ちなみにストレス状態で無意識に出る、
親から受け継いだ癖のことを、
“リミッティングビリーフ”とか言ったりします。
長くなりましたがこの記事が、
読者様の何かしらの気づきに
なれたのなら幸いです。
最後までお読みいただき、
誠にありがとうございました。
本当にたくさんのメリットが
あると思うんだけど、
パパはかなり自分のコミュニティを
持つことに消極的に
なっていた時期があったよね?