目次
“紙に書いたら願い事は実現する”
起業前に僕が読んだ
どっかの啓発本に
書いてあったことでした。
たくさん啓発書を読めば読むほど、
だいたい同じようなことが書いてあって、
“書いた目標を額に入れて飾っておきない”
いやいや、
“書いた目標は手帳に入れて持ち歩きなさい”
はたまた、
“文章に目標を書けば、
潜在意識が使えるようになりますよ”
[voice icon=”https://kurachi.jp/wp-content/uploads/2019/04/boku.jpg” name=”僕” type=”r icon_red”]へー、そうなのか。[/voice]
ミーハーな僕はだいたいのことは
試しましたが、
だいたいのことは実現しませんでした・・・。
ただ、これらのことは僕にとっては
あまり効果がなくても、
文章が潜在意識を動かすことを
実感したことがあります。
それは普段使いの文章です。
[voice icon=”https://kurachi.jp/wp-content/uploads/2019/04/boku.jpg” name=”僕” type=”r icon_red”]ブログとかメルマガとか、誰かとのメールとか。
そんなやつですね。[/voice]
ということで、今日は、
普段使いの文章で、
自分の潜在意識を使って、
自己実現を達成したり、
願い事を叶えたりする方法を
書いてみたいと思います。
なぜ僕が書いた目標は実現しなかったか?
僕が起業したのは、もう5年以上も前ですが、
その前は何をしていたかというと、
とある事情で体を壊し、
父の会社で居候させてもらっている
道楽息子の真っ最中でした。
会社の経費で金を使いまくり、
投資と称し、ビジネス書を買いあさり、
就業時間を使って読みまくるという、
会社にとってはクソの役にも立たない
ドラ息子生活を送っていたのですが、
その時によく読んでいたのが、啓発書です。
[voice icon=”https://kurachi.jp/wp-content/uploads/2019/04/boku.jpg” name=”僕” type=”r icon_red”]何と言っても、啓発書を読むと、
できた気がしますからね(笑)
パソコンを眺めていても
Yahoo!ニュースはなかなか更新されませんから^^、
現実逃避の啓発書を読みあさっていたわけです。[/voice]
たくさん啓発書を読んでいると、
書いてあるんですよ。
“紙に書いたら夢は実現する”
と。
でも、たくさん啓発書を読むとわかってきます。
“だいたい書いてあることは同じ”
[voice icon=”https://kurachi.jp/wp-content/uploads/2019/04/boku.jpg” name=”僕” type=”r icon_red”]もしかして、他の啓発書を見て、
同じようなことを本を書いてるんじゃないか?[/voice]
って思うほど、この、
“紙に目標を書いたら実現する”
ということは本当によく目にしました。
一回くらい目にしただけでは、
行動に移さない、ハスに構えた性格の僕も、
さすが、何度も何度も
この言葉を目にしたことで、
[voice icon=”https://kurachi.jp/wp-content/uploads/2019/04/boku.jpg” name=”僕” type=”r icon_red”]そこまで言うならやってやろうじゃないか。[/voice]
と言うことで、
やれ、紙に書いてみたり、
壁に貼ってみたり、
持ち歩いてみたり、
せんべいに書いて食べてみたり ←本当に書いてあった!
(↑そう言えばドラえもんの道具でもあったような。)
色々とやってみましたが・・・、
一向に実感が得られず、
時間が過ぎて行きました。
その後、独立し、僕は文章を書くことが
仕事になることが多くなっていきました。
そして、紙に目標を書いていたことも
忘れていたのですが、
ある時、文章にしたことが、
目標を達成すると言う実感を
得たことがありました。
人に文章を書いてもらったことが次々と実現した
開業後、僕はある師匠に文章を
添削してもらうことを
よくしてもらっていたのですが、
この方はもう、コピーの世界では、
大成功されている方でして、
僕の文章をその方が好き勝手、
変えていくわけです。
“あなたのすべての特技を売れるコンテンツに
変えることができます”
“僕の文章はあなたの可能性を
最大限に引き出します”
[voice icon=”https://kurachi.jp/wp-content/uploads/2019/04/boku.jpg” name=”僕” type=”r icon_red”]え?僕ってそんなことをしているの?[/voice]
とか思うのですが、
その方は、
[voice icon=”https://kurachi.jp/wp-content/uploads/2019/04/toyoda.jpg” name=”” type=”l icon_blue”]それが倉地くんの特技っしょ。
文章にしてみんなに言わなきゃ。[/voice]
とか言ってメルマガや、
クライアントさんとのやりとりのメールを
サクサクと添削していきました。
そうなると僕もお客さんに言った手前、
どうやら僕は、
“あなたのすべての特技を売れるコンテンツに
変えることができる人”
らしいと思わないといけなくなり、
たまに、クライアントさんに、
[voice icon=”https://kurachi.jp/wp-content/uploads/2019/04/26515515.jpg” name=”” type=”l icon_blue”]人のすべての特技をコンテンツに
変えられるなんて素敵ですね。[/voice]
なんてことを言われたりして、
[voice icon=”https://kurachi.jp/wp-content/uploads/2019/04/boku.jpg” name=”僕” type=”r icon_red”]ま、まあそれが僕の特技なんですね・・・。[/voice]
とか返さないといけない始末になっていきます。
するとどうなったか?
これが不思議なもので、
その方が添削した文章の通り、
確かに、人の特技をコンテンツに
変えられるようになっていったんですね。
[voice icon=”https://kurachi.jp/wp-content/uploads/2019/04/boku.jpg” name=”僕” type=”r icon_red”]この時ですね、文章が
自己実現をさせることを実感したのは。[/voice]
僕にとっては紙に目標を書いて
壁に飾ることではなく、
普段使いの文章に、
まだできていないことを書いた時、
それが本当に実現するということが起こりました。
その人が添削した内容がなぜ実現したのか?
僕はその方に聞きます。
[voice icon=”https://kurachi.jp/wp-content/uploads/2019/04/boku.jpg” name=”僕” type=”r icon_red”]なぜ、◯◯さんが添削した通りに
僕がなったんでしょうか?[/voice]
[voice icon=”https://kurachi.jp/wp-content/uploads/2019/04/toyoda.jpg” name=”” type=”l icon_blue”]ん?だって将来的に倉地くんが
そうなると確信していたからね。[/voice]
[voice icon=”https://kurachi.jp/wp-content/uploads/2019/04/boku.jpg” name=”僕” type=”r icon_red”]え?そうなんですか?[/voice]
[voice icon=”https://kurachi.jp/wp-content/uploads/2019/04/toyoda.jpg” name=”” type=”l icon_blue”]いつも自分で言ってたじゃん。
僕は誰の特技もコンテンツにできるって。[/voice]
[voice icon=”https://kurachi.jp/wp-content/uploads/2019/04/boku.jpg” name=”僕” type=”r icon_red”]い、言ってましたっけ?[/voice]
どうやらその方は僕が普段に
喋っていたことをただ文章に
しただけと言いたいようです。
[voice icon=”https://kurachi.jp/wp-content/uploads/2019/04/toyoda.jpg” name=”” type=”l icon_blue”]だってお前の文章読んだ時さ、
どこか良い子ちゃんというか、
猫かぶってるというか、
そんな感じに感じたからさ、
お前の代わりにお前の言いたいことを
代弁してやったんだよ。[/voice]
この言葉を聞いた時に、
気づきました。
[voice icon=”https://kurachi.jp/wp-content/uploads/2019/04/boku.jpg” name=”僕” type=”r icon_red”]自分の書いている文章は、
そんなに遠慮があったのか・・・。[/voice]
そして、その方の添削した文章の通りに
自己実現できた理由がわかりました。
自分の願望だったり、なりたいことを
自分自身が、実は、
全く文章に全くしていなかったのです。
それどころか、どこか遠慮しがちな
“もう一人の自分”ですべての文章を
書いていた感じを痛感しました。
今の自分が1だとしたら、
×−1で書いているような感覚。
でその人に添削してもらった文章は、
×2で書いているような
感覚を受けました。
同じ自分なのに、かたや×−1
、かたや×2の違い。
[voice icon=”https://kurachi.jp/wp-content/uploads/2019/04/boku.jpg” name=”僕” type=”r icon_red”]これがもしかすると、
紙に書くと自己実現する
理由なんじゃないか?[/voice]
と感覚でわかった気がしましたね。
[voice icon=”https://kurachi.jp/wp-content/uploads/2019/04/boku.jpg” name=”僕” type=”r icon_red”]文章って、今の1の自分で書いたり、
遠慮して×−1で書いたらいかんのではないか?[/voice]
[voice icon=”https://kurachi.jp/wp-content/uploads/2019/04/boku.jpg” name=”僕” type=”r icon_red”]文章を×2で書くと自己が実現する?
あ、多分そうだぞ!これは。[/voice]
その後、人の文章を添削する立場になり・・・
その後僕は、なぜか人の文章を
添削する側の仕事が多くなります。
まさに以前、僕がその方に
してもらっていたようなことを
今度は自分がすることになったわけです。
すると気づきます。
ほとんどの方が、自分のことを
×2どころか、×−1で
書いているということを。
僕が添削していたのは、
クライアントさんのブログやメールですから、
その方が普段使いで
書いている文章です。
その文章が、
[voice icon=”https://kurachi.jp/wp-content/uploads/2019/04/boku.jpg” name=”僕” type=”r icon_red”]え?なんでこんなに遠慮しているだろう?
もっとあなたには、
良いところがたくさんあるのに。
そこをどんどん書いていけば良いのに。[/voice]
と感じるものばかり。
[voice icon=”https://kurachi.jp/wp-content/uploads/2019/04/boku.jpg” name=”僕” type=”r icon_red”]まさに以前の僕のように、
今の自分よりも×−1して
しまっているような感じで
非常にもったいないもったいない。[/voice]
まあ、僕が言える立場ではないのですが、
人のことはよくわかるもんですね。
そんな遠慮がちの文章は、
僕がガツンガツンに
添削しましたよ。
その人の×2になったつもりでね。
[voice icon=”https://kurachi.jp/wp-content/uploads/2019/04/boku.jpg” name=”僕” type=”r icon_red”]何を遠慮してるんですか。
あなたにはもっと良いところあるんですから、
思い切ってそこを宣言しましょう。[/voice]
と言わんばかりに、
人ごとだと思って、
バッサバサ、添削をしていきました。
もちろんクライアントさんからは言われましたよ。
[voice icon=”https://kurachi.jp/wp-content/uploads/2019/04/096469.jpg” name=”” type=”l icon_blue”]あのー、こんなこと書いて
大丈夫でしょうか?私、
全くこんなことはできてなくて、
どの口が言うの?
とか思っちゃうんですけど・・・。[/voice]
[voice icon=”https://kurachi.jp/wp-content/uploads/2019/04/boku.jpg” name=”僕” type=”r icon_red”]え?でもいつも僕に言ってるじゃないですか?
そんな人間になりたいって。[/voice]
[voice icon=”https://kurachi.jp/wp-content/uploads/2019/04/096469.jpg” name=”” type=”l icon_blue”]言ってますか?でもそれを
高々に文章にして人に言うのは・・・。[/voice]
以前の僕と師匠のような会話が展開されます。
これ不思議なもので、添削する側になると
わかるんですよね。
[voice icon=”https://kurachi.jp/wp-content/uploads/2019/04/boku.jpg” name=”僕” type=”r icon_red”]何を遠慮してるんだ!もったいないぜ。[/voice]
って。
[voice icon=”https://kurachi.jp/wp-content/uploads/2019/04/boku.jpg” name=”僕” type=”r icon_red”]もっと自分の良さを出していこうよ![/voice]
ってどんどん添削の手が進む進む。
よく売れるコピーライターの人でも、
自分の商品のことを書くときは、
違うライターに頼んだりする
なんてことを聞きますが、
それ、わかります。
自分のこととなると、
自分のことをよく見せようと、
どこか遠慮がちな文章になってしまう。
それだとどこか魅力が足りない
文章になってしまう。
[voice icon=”https://kurachi.jp/wp-content/uploads/2019/04/boku.jpg” name=”僕” type=”r icon_red”]乱暴なことをいう”やから”がいましてね、
コピーとは51%の真実と49%の嘘を
書くことだと。[/voice]
その意見は超乱暴だとしても、
自分のことはこんな風には
なかなか書けないですよね・・・。
と言うことで、
グイグイにクライアントさんの
文章を添削していきました。
するとどうなったか?
これが面白いもので、
[voice icon=”https://kurachi.jp/wp-content/uploads/2019/04/26515515.jpg” name=”” type=”l icon_blue”]倉地さんに文章を直してもらったときは、
こんなこと書いて大丈夫かな?と
思ったんですけど、書いてもらったことが
どんどん実現して
今ではそんな感じの人間になりました![/voice]
クライアントさんたちも
以前の僕と同じように、
僕が文章を添削したことによって、
なりたい自分になれた
ということが起こりました。
ありのままの自分を書けばわかってくれると思っていた
自分のことを自分で書く時って、
人の文章を添削している時とは
明らかに違う視点になっていることを
実感することがよくあります。
これは以前の僕ですが、
[voice icon=”https://kurachi.jp/wp-content/uploads/2019/04/boku.jpg” name=”僕” type=”r icon_red”]今のありのままの自分を
ありのままに表現するば、
人は分かってくれるはずだ。[/voice]
と思っていましたし、
クライアントさんの文章を見ても、
そのことが随所に見受けられます。
でもこれ、間違いなんですよね。
すでに、どでかい大成功している人なら
つゆ知らず、5年前の道楽息子が、
ありのままに自分を書いても、
残念ながらクソも面白くない
文章になるのは当然です。
[voice icon=”https://kurachi.jp/wp-content/uploads/2019/04/boku.jpg” name=”僕” type=”r icon_red”]だって、親の会社のお金で、
啓発書を読みあさっている、
会社の寄生虫みたいなのが
僕だったわけですからね。[/voice]
そんな状況の素の自分で
文章を書いても、
その文章は魅力を放ちませんし、
誰かを感動させることは
ちょっと難しいでしょう。
だったら文章で誰かに影響を与え、
潜在意識に働きかけ自分を変えるには
どうしたら良いか?
それはもう、×2で書くほかありません。
でもこれがまだ何も成し遂げていない状態と、
[voice icon=”https://kurachi.jp/wp-content/uploads/2019/04/boku.jpg” name=”僕” type=”r icon_red”]こんなこと書いていいんだろうか?[/voice]
とか思ってしまって、なかなか書けない。
[voice icon=”https://kurachi.jp/wp-content/uploads/2019/04/boku.jpg” name=”僕” type=”r icon_red”]だから人に添削してもらって、
今の自分×2で書いてもらうことは
結構有効だということだったんですね。[/voice]
今だからこそわかりますが、
人に文章を添削してもらうのは、
自分×2で書くための予行演習になりますね。
そして一度、その×2で書く感覚を掴んだら、
今度は自分でも常に、
×2で書けるようになっていきます。
“×2で書くの” と “出来てもないことを出来ているように書く” 違い
×2で文章を書くと、
そのことは実現する。
5年前に起業して以来、
僕がずっと実感しているある意味、
成功法則のようなもので、
その効果は抜群です。
是非とも行ってもらいたいのですが、
×2で書くというと、
ちょっと勘違いして、
“出来てもないことを
出来ているように書いてしまう方”
が出てきます。
[voice icon=”https://kurachi.jp/wp-content/uploads/2019/04/customer.jpg” name=”” type=”l icon_blue”]え?×2で書くんでしょ。
だったら今できてなくてもいいじゃん。[/voice]
とか思われそうですが、
これはちょっと違くて・・、
“近い将来なっている自分を文章で宣言する”
みたいに書くのが×2で書く
と言うことなんだと思います。
僕も師匠に×2で書けと言われて、
大いに勘違いしたクチなので、
偉そうには言えないのですが、
出来ていないことを出来ていると
文章にしてしまうことは、
単なる嘘つき、大ボラ吹きに
なってしまいます。
そうではなく将来的になりたい自分を
普段使いの文章で宣言する。
これは嘘ではありませんし、
こういった文章は
人に希望を与える力があります。
師匠が僕に言いたかったのは、
こう言うことだと今ではわかりますね。
“あなたのすべての特技を売れるコンテンツに
変えることができる人”
あの時は、
[voice icon=”https://kurachi.jp/wp-content/uploads/2019/04/boku.jpg” name=”僕” type=”r icon_red”]おいおい、そんなこと言って大丈夫か?
思わず歯が浮くぞ![/voice]
とか思っていた言葉は、
時を超え、今では、
[voice icon=”https://kurachi.jp/wp-content/uploads/2019/04/boku.jpg” name=”僕” type=”r icon_red”]あー、確かにそんなことが仕事になってるなあ。[/voice]
とか思えます。
そして今度は、僕が、
誰かの×2をその人に変わって文章にのせる。
自分の×2って最初は他人からでしか、
表現できないのかもしれませんね。
まとめ
“紙に願い事を書いたら夢が叶う”
おそらくこれは本当でしょう。
でも当時の僕の願い事が叶わなかったのは、
その目標が“嘘偽りの飾り物”
だったからだと思います。
そんな偽物を額に入れて飾るなら、
自分の本当に目指したい未来、
×2の自分を普段使いの文章に乗せる。
この方がよっぽど自分の潜在意識を動かし、
自己実現を果たせるのではないか
と今では思います。
お客様とのメール、ブログ、メルマガ、
SNSの文章に至るまで、
自己実現するための×2の自分を
書くための場所はたくさんあります。
自分×2で書く。
これを習慣化したら、
それこそ、日常の文章が
自己実現のための道具に
変わるかもしれません。
潜在意識を上手に使うための
1つのヒントにしてもらえたら嬉しいです。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
P.S.
潜在意識についての記事は、
こちらにも書いていますので、
合わせて参考にしてみてください。
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