目次
最近とあるセミナーに参加したのですが、
その時に一緒に参加した方から、
「あなたは自分のキャラが自分でわかってないですね。」
と言われたことがありました。
プロファイリングに関するセミナーだったのですが、
その時は、
[voice icon=”https://kurachi.jp/wp-content/uploads/2019/04/boku.jpg” name=”僕” type=”r icon_red”]自分がわかっていない?
やめてちょーだいよ。そんな馬鹿な。[/voice]
とか思ったのですが、
30分後、僕は、
[voice icon=”https://kurachi.jp/wp-content/uploads/2019/04/boku.jpg” name=”僕” type=”r icon_red”]あ、自分のことを自分が一番わかってなかった・・・。[/voice]
と思い知ることになります。
そしてそのことが実は、
悪いことじゃなくて、
みんな自分のことが一番、
自分でわからないから、
多くのビジネスが成り立っているんだなと、
改めて感じることができました。
と言うことで、
自分のことがわからないことを逆手に取り、
このことを人に使うとなんとビジネスになる
その理由をちょっとお話してみようと思います。
セミナーで起こった奇妙なこと
先日、ちょっとした興味本位で参加した、
プロファイリングに関するセミナー。
そのセミナーに参加すると自分のことが
手に取るようにわかるようになると
書いてあり、
[voice icon=”https://kurachi.jp/wp-content/uploads/2019/04/boku.jpg” name=”僕” type=”r icon_red”]おいおい、僕はね、もう自分のことは
わかってますけどね、まあ、でも、
もっと自分のことがわかるんなら、
参加してやろうじゃないの。[/voice]
と、完全に上から目線で
参加してみることにしました。
そのセミナーはちょっと変わっていて、
講師の方は一応、プロファイリングの
やり方とかを説明するんですけども、
どちらかというとそれはおまけで、
5人一組になって、
お互いがどんな人間かを確認し合う
といったグループワークが
メインのセミナーでした。
そして無作為にグループ分けをされ、
僕も1つのグループに入らされたのですが、
これがまた、個性的な人の集まりで、
キャピキャピの女子から、
インテリチックな人、
“俺が俺が”のグイグイ系男子と
[voice icon=”https://kurachi.jp/wp-content/uploads/2019/04/boku.jpg” name=”僕” type=”r icon_red”]キャラ濃いな![/voice]
といったようなグループに
僕は放り込まれてしまいました。
そして、お互いがまず、
自分のことが人がどう思っているか?
と言うことを自己分析して話し、
そのイメージと、その人の第一印象が
ピタリと合っているか?
ということを、
グループで確認し合うという、
なんともお遊びのようなワークを
することになります。
意外にもインテリチックの人が一番自分のことを理解していなかった
お遊びのようなワークでしたが、
これがなかなか面白いくて、
5人それぞれが、
・人が自分に求めていること
・人が自分のことをどう思っているか?
・自分の好きな服装
などなどを話すわけですけども、
個性の強い僕のグループは、
グイグイと指摘します。
[voice icon=”https://kurachi.jp/wp-content/uploads/2019/04/096469.jpg” name=”” type=”l icon_blue”]なんか、あなたが思っているのとあなたから受ける第一印象は全然、違いますよ。[/voice]
[voice icon=”http://kurachi.jp/wp-content/uploads/2019/04/515551.jpg” name=”” type=”l icon_blue”]もっと黄色い系の明るい服の方が似合うと思うけどなー。[/voice]
[voice icon=”https://kurachi.jp/wp-content/uploads/2019/04/suzuki.jpg” name=”” type=”l icon_blue”]自分のことが自信がないとか嫌味ですよね?
だって顔がめちゃめちゃ可愛いじゃないですか![/voice]
こんな感じで、
それぞれの人が
自分が人からどう見られているか?
と思っていることと、
実際に、第一印象で感じた
ギャップを指摘します。
そこで面白かったのは、
第一印象で感じたギャップを
指摘する内容が、
全く同じだったことです。
例えば、
「もっと黄色い系の明るい服の方が似合うと思うけどなー。」
と僕が思っていた引っ込み思案の女性に対しては、
他の3人も全く同じことを思っていたこと。
顔が可愛いのに全然、自信がないと
タジタジしていた女性に対しては、
「いやいやそれ、嫌味でしょ!」
とキャピキャピ系の女性が鋭いツッコミを
入れたわけですけども、
実は僕も含め、周りも思っていた・・・、
といったように、自分と他人が思うギャップには
実は、周りは全員、気づいていたのでした。
中でも一番、周りから指摘を
受けていた人がいまして、
ちょっとインテリチックな
彼だったんですけども・・・、
これが意外と、一番ボコボコに
周りから自己分析と第一印象のギャップを
指摘されていました。
キャピキャピ系の女子からは、
「いやいや、全然違って見えるから!」
「なんか自己分析の内容が全然面白くないですね。
第一印象とめっちゃずれてますよ。」
とか言われ、周りからも、
「賢そうなわりには、全然、自分のことを
わかっていないですねー。」
とか言われる始末。
どう考えてもおそらく彼は、
自分のことをわかっている感を
バッチリだしていましたから、
あまりの強烈な、
「わかっていない!」
という指摘にさすがに彼が、
少し哀れに思えてきました。
そのワークの後、
その方はちょっと、
静かになってしまいましたよ。
あれはちょっと可哀想でしたね。
・
・
・
まあ、その可哀想な人って
僕なんですけどね!
そうですよ、惨めでしたね・・・。
遊び半分で参加してプロファイリングの
セミナーのグループワークで、
「あなたは自分のことを
わかっていない!」
と自分の自己分析力の無さを
強烈に指摘されるという醜態を
さらしてしまうことになりました。
キャピキャピの女性のほうが、
よっぽど自己分析ができていたことのが
ちょっとショックでしたよ。
自己分析がずれている僕でも人のことは手に取るようにわかった
1回目のワークでボコボコにされた、
(特にキャピキャピ系の女子に・・・)
僕でしたが、その後のワークは、
それぞれの良さを見つけよう!
という、これまた、小学生がやるようなワークで、
半分、ふてくされていたのですが、
これが人のことはよくわかるんですね。
さっきボコボコにされた
キャピキャピ系の女子にも
しっかりと指摘してやりましたよ。
[voice icon=”https://kurachi.jp/wp-content/uploads/2019/04/boku.jpg” name=”僕” type=”r icon_red”]いやー、もったいないね。
持ち前の明るさがあるのに、
それを活かしきれてないよね。
人を笑顔にできる良さがあるのに、
自分でそれをわかっていない気がするなー。[/voice]
さっきの倍返しですよ。
ただこの女子が手強い。
「まじ?そんな良さあるの?
もっと教えて!他には?」
おー、すごい圧力・・・
[voice icon=”https://kurachi.jp/wp-content/uploads/2019/04/boku.jpg” name=”僕” type=”r icon_red”]あ、あとは、そのグイグイくる感じとか、
動じないアグレッシブさとかも、
良さだと思うよ。[/voice]
僕がそんなことを言うと、
周りも、
「私もそれは思ってた。」
と連呼の連続。
それに加えて、
[voice icon=”https://kurachi.jp/wp-content/uploads/2019/04/suzuki.jpg” name=”” type=”l icon_blue”]その服装とかすごくセンスあると思うなー。[/voice]
[voice icon=”https://kurachi.jp/wp-content/uploads/2019/04/toyoda.jpg” name=”” type=”l icon_blue”]色とかの使い方が絶妙だと思う![/voice]
と、人それぞれが、
キャピキャピさんの良いところを
発見して、しかもその箇所が
人によって違うということが面白いところでした。
最初、少し惨めな思いをした僕も、
改めて、周りから、
「論理的な思考はすごいと思う!」
「ちょっと威圧的な雰囲気はある意味武器!」(←褒めているのか?)
とか、みんなが僕の良いところを
指摘してくれたことによって、
調子に乗り、ワークが進んでいくにつれ、
自分では気づけなかった自分を
発見できた、結果的には、
セミナーを楽しくことができたように思います。
セミナーを通じてわかったこと
このセミナーで強烈にわかったことがあります。
それは、
・自分のことは自分ではわからない
・自分が人にどう思われているか実は自分でわかっていない
・でもそのギャップには実は周りは気づいていると言う事実
そう考えると僕は完全に
ピエロなわけですが、
[voice icon=”https://kurachi.jp/wp-content/uploads/2019/04/boku.jpg” name=”僕” type=”r icon_red”]でも、なんか、これがあるから、
ビジネスが発生するんだな。[/voice]
とも感じたんですよね。
例えば、自分のことを自分で
客観視できていない僕でも、
人の良いところはわかるんですよね。
僕は、クライアントさんの得意なところとか、
才能や良いところをコンテンツに変えるのが
仕事はわけですけども、
自分のことはわかってないけど、
人のことは結構簡単にできてしまう。
よくよく考えると、妻は妻で、
人が自分では気づいていない、
無意識に眠る本当にやりたいこと、
なんかを導き出す仕事を
しているわけですけども、
じゃあ、妻が自分のことを
自分でわかっているかと言うと、
多分、僕と同じでそれほど
わかっていないんじゃないかと思うわけです。
人は自分のことが自分でわからないからこそ、
誰にヒントをもらることで、
それに気づくことができたりする、
新たな自分の良さを発見できたりする。
僕もキャピキャピさんから
かなり気づきをもらいましたよ^^。
そんなことを思うと僕の仕事って、
よくよく考えると、
まず、クライアントさんの良いところを
見つけようと思ってそれを形にしていたら、
気づけばどんどん形に
できることが増えていっただけ。
そんなイメージがあります。
人の良いところを見つけていたら、
それを見つけてくれてありがとうと
言われた。
↓
それって僕のスキルなのかな?
↓
そしたら、その部分をもっと磨いていこう。
そんなことをしていたら、
あら不思議、結果的に
良さを見つけられる部分が増えていった。
で、ピンときましたよ。
これっておそらく誰でも
できるんじゃないか?
と思うんですよね。
だって、自分のことはわからなくても、
人のことは手に取るようにわかるのが人間ですし、
セミナーのワークでもそうなっていましたが、
人によってその人の良さを
発見できる箇所は明らかに違うんですよ。
もしかすると自分のことは
わからないようにできていても、
人それぞれで、他人の良さを見つけられる
箇所が違うようになっているのでしょうか?
だとしたらそこを伸ばせば、
人それぞれのやり方で、
人の良さを見つける才能を
ビジネスに変えることができる。
このことはセミナーの講師の方が
言っていたのですが、
本当にそうなんじゃないかなと思います。
セミナー講師がこうも言ってました。
「人の粗探しは誰でもできるけど
ビジネスにはならない。」
「でも人の良さを見つける才能を
伸ばせばそれはビジネスに変わる。」
100%同意します。
まとめ
ひょんなことから受けたセミナーでしたが、
僕がわりと、案外、まったく、自分のことを
客観視できていなかったこともわかったし^^
逆にそれがあるからビジネスが生まれること。
人の良さを見つけることを磨けば、
誰だって、その人それぞれのやり方で、
全く違った箇所の良さを見つけられること。
そんなことがわかっただけでも
収穫があったセミナーだったかなと
思いました。
人って粗探しは得意でも、
人の良いところを見つけるのは、
癖づけていかないとなかなか、
そこの部分の才能は
伸びていかないですね。
でもそんな好循環が生まれれば、
人の良さは発見できる箇所は増えるし、
その良さはさらに伸ばせるようになるだろうし、
ビジネスにもなって一石三鳥なるぞ。ぐへへ。
と言うことで、ただのセミナーの
感想になりましたが、
読者様の何かしらの気づきになれたのなら幸いです。
雑文にお付き合いいただき、
ありがとうございました。